災害からミを守るサバイバルライフ
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自然からの享受は気をつけて!
スイセンをにらと間違えて中毒になったというニュースが入ってきました。

食中毒:スイセンとニラ間違えて 道の駅で2人購入 /青森http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000040-mailo-l02

サバイバルでは食する事ができる植物を判断することは、生き残るために大変重要になってきます。 現在の平和な時代には、サバイバルというよりも自然からの贈り物として、美味しくいただいているのが現状ですよね。
この中で、もっとも気をつけなければならないのは山菜には、非常によく似た植物があるということです。しかもそれには毒性があり、おまけに目的の山菜の近くに生えていることもよくあります。それゆえに、中毒事故はわが国では毎年、よく耳にする出来事になっています。
今回はスイセンをニラと間違えて食したとの事でしたが、症状は回復しているとの事で不幸中の幸いでした。

過去にはスイセンはよく地下茎をノビルと間違えられて中毒事故を起こしています。スイセンはヒガンバナ科の植物で中毒を起こす物質はリコリンと呼ばれるアルカロイド系の物質です。全草にこの物質は含まれ、症状は嘔吐、下痢、頭痛、多量に摂取すると死亡する可能性もあります。

ヒガンバナは曼珠沙華とよばれ、秋の風物詩になっていますよね。古来、中国から伝来した帰化植物で、田んぼの土手などに植えられて、夏の終わりから秋の初めにかけて真っ赤に開花する姿が、田舎ではよく見られました。子供のころは毒があるから触ったらだめ!と親から教えられていました。でも、昔の人はこれさえも食物にしていたようです。このヒガンバナは毒性のリコリンを含んでいて、そのままでは今回のように中毒を起こしますが、リコリンは水にさらす事で抜くことができ、鱗茎に豊富に含まれるでんぷんを食物としていたようです。

平成18年には富山と岡山でチョウセンアサガオの根をごぼうと間違えたり、あるいはつぼみをオクラと間違えて中毒になった例が報告されています。
チョウセンアサガオにはアトロピンと呼ばれる物質を含んでいます。この物質は副交感神経遮断薬で医療の現場では普通に使われる薬物です。服用すると、特徴的なのは瞳孔が開き(散大)します。子供のころは、この植物を触った手で、目をこすっただけでも片方の瞳孔が開いて、とってもまぶしい(光の具合で瞳孔が閉じたり開いたりする機能が麻痺して)思いをした経験があります。

いずれにしても、自然から享受はありがたくいただきたいですが、間違った知識で食すると、とんでもないことになりかねません。山菜を摘むときは、信頼できる知識のある人に同行してもらう様にしましょう。
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